現役東大生理Ⅲブログ

東大生TMNブログ~大学生活編Vol.19~ 2011年8月

大学生活編|現役東大生理Ⅲブログ

テストも終わり、ただいま、夏真っ盛りです。近頃は主食としてスパゲッティばかりを食べていて思うのですが、スパゲッツィと呼べば、多少ダンディさが増しませんかね?

毎朝セミが鳴くのがうるさく、しかしそのうるささにどこか癒しを感じるのでもあります。民民民民とデモクラシイを訴えているか、眠眠眠眠と眠り薬を欲しているか、あるいは見ん見ん見ん見んと厭世主義に陥っているのかもしれません。しかしながら、ミンミンミンミン…の繰り返しだと理解していたセミの鳴き声は、よく聞いてみればそう単調なものでもなく、音には濁りが感じられますし、四分音符と八分音符のように、長さのちがう要素が入り混じっています。先日記録してみたところによれば、ミ゛―ンミ゛ンミ゛ンミ゛ンミ゛―ンがかなり実際の様子に近いようです。また、一単位ごとの終了、開始はあまりに唐突で予測がつかず、不協和音を聞いた時のような気持ちになります。基本的に尻すぼみで、ごにょごにょとしていて、どこか恥ずかしげです。

富士山に行ってきました。自転車です。前回の更新で渓流熱の高まりを訴えていたように、もともとは富士山経由で奥多摩の渓流を楽しもうと思っていたのですが、そうそう運動をしない僕には前者だけで、とりわけ太ももが、加えてメンタル面が、いっぱいいっぱいでした。日中の暑い中を移動するのはとんでもないと思ったので日没後に出発し、国道20号、甲州街道をひたすら西へ向かいますので、ちょうど京王線をなぞる形になります。11時前には八王子まで到達し、およそ50キロを走ったことになりますが、まだ甲府まで90キロ。ただ、それまでの道はほとんど平坦で、自転車で走るには爽快この上なかったため、このまま名古屋も見えてくるかもしれない、などと甘い考えを抱いてもいました。しかしながら、問題は高尾なのでした。高尾に入りたてのうちは、静かで、沢の音が心地よく、星が綺麗で、なんていいところだろうと、これが青春だと、浸っていました。ですが、山は山ですので、ひたすらに上り坂が続きます。結構な勾配で続きます。暗いです。道もせまいです。コンビニもほとんどありません。文明から疎外された気分になります。怖いです。車にはクラクションを鳴らされます。こんな時間に山道を走るなんて、ガラの悪い人に決まっています。怖いです。足は遠慮なしにプルプルします。日付が変わり、山を甘く見ていた…との後悔も高まってきたころ、ようやく上り坂が終わり、下りが見えてきました。ふぅ、と思ったのもつかの間で、下りは下りで恐ろしい。暗くて狭い山道ですから、スピードを出してカーブを曲がるのにバカをしてしまえば、対向車にぶつかります。ブレーキをかけかけゆっくりと行くのですが、追い抜いていく車にはクラクションを鳴らされます。ガラの悪い人に決まっています。怖いです。路肩のドライブインに目を向けてみると、いかにもな暴走族が溜まっています。怖いです。夜の山なんてロクなもんではありません。ひいひいいいって相模湖や大月を通過し、富士山麓の富士吉田町に着いたころには日の出の時間でした。長い下り坂の上に立ってみると、町が富士山を背負って広がっていて、日常の一コマ一コマに富士山があるこの町の人々をなんとも羨ましく思いました。富士山はパワーがありました。スピリチュアルでした。マイナスイオンとか癒しとか、そういうもの全てでした。帰りは自転車をバラして電車に乗り、富士急行、中央本線、京王線と乗り継いで、昼過ぎには家に戻りました。たかが2000円の交通費でしたので、はじめから電車でいけばよかったですね。ゲッツ!