現役東大生理Ⅲブログ

東大生TMNブログ~大学生活編Vol.17~ 2011年7月

大学生活編|現役東大生理Ⅲブログ

ジョン・レノンの『Isolation』という曲が好きで、その中でも We're afraid of everyone, afraid of the sun, isolation. この歌詞がたまらないのですが、近頃は物質的に太陽がこわくて、夜の天気予報で翌日の降水確率が50%を超えていると、安々スヤスヤ眠れます。

それにつけても、雨は好きです。「雨降って地固まる」など、雨にまつわる慣用句からは逆境に負けない、そんな意気込みを感じます。日本語には"さみだれ"とか"しぐれ"とか特別に名前がつけられている雨があり、和英辞典を引いてみてもearly summer rain、a shower in late autumnなどと、修飾語まみれになっている所を見てみると、ことによると、高温多湿の気候ならでは、日本人は特別雨を好むように出来ているのかもしれないです。氷原に暮らすイヌイットの言葉では白や青を示す語彙が豊富である、と聞いたことがありますが、各々の言語内で概念に与えられた表現の豊かさには、その地域の地理や文化の直接的な反映が感じられて、ことばって面白いなぁと思います。ちなみに、先述の慣用句は英語だとA storm will clear the air。日本人には、なんだかなぁな感じです。と、ここまで書いてからはっとしたのですが、"霧の都"ロンドン??

雨の日の街は普段と違った色味で、新鮮です。真黒なアスファルトや色だらけの傘、なにより葉っぱの湿った緑は、他にないんじゃないでしょうか。雨が降って葉っぱをみて、あぁいい緑だなぁと、それだけで一日頑張れる気がします。と、こう雨の緑を祭り上げ始めたのにはきっかけがあって、ロシアのアンドレイ・タルコフスキー監督の映画を、大江健三郎が著書の中で、彼の映画には文字では表せない何かがある云々、絶賛していたのを目にし、なにせノーベル賞作家の言うことですから、和して同して、何本か見てみたのです。タルコフスキー映画は思想の塊で、その事実がひしひしと伝わってはくるのですが、受け手の僕に思想を紐解くに十分な学問が無いので、とにかく圧倒されたのはその映像においてでした。色味がたまらなく良くて、なかでも緑の深さ、やわらかさは今まで見たことのないものでした。一般に彼は水を好んで用いる監督とされていて、本当にその通り、水の使い方・見せ方のアイデアには感動します。みたいな映画体験の後の雨の日に、もちろん水のある中で、思いがけず見つけたタルコフスキーの緑ですから、それはもう。

SOVIETCONG(Soviet+Vietcong)とかCINEMARXISM(Cinema+Marxism)とか、洋風掛言葉みたいなものが『ワンプラスワン』というゴダールの映画、これはストーンズのドキュメンタリーに政治的なカットを唐突に挟み込んだ映画ですが、その中に落書きとして、冷戦の時代です、出てきて、もちろん政治的な意味合いにおいてではなく、ことばあそび的な意味で面白いなぁと思ったので、いくつかやってみました。

rIch…理想

JULYNCH…ジューンブライドみたいな

JAPANDEMONIUM…現状?

AMERICARUS…現状?

NUCLEARANCE…時事。NUCLEARANCE SAIL?

とまあ、暇つぶしにはなるんじゃないでしょうか。

最後にまた雨そのままで、ビートルズの『Rain』も名曲です

梅雨(the rainy season)が待ち遠しいです。七夕の短冊には梅雨って書きました。テルテル(モリモリ)坊主を逆さに吊るすんですよね?